■新聞・雑誌の記事及び研究成果など


■最近の雑誌記事の報道
■霊芝、大腸ガン予防に期待 広島大大学院教授ら試験
中国新聞 2010年3月18日

▽腫瘍抑制の効果確認

 広島大大学院医歯薬学総合研究科の田中信治教授(51)=内視鏡医学=たちのグループは、キノコの一種、霊芝(れいし)の菌糸から抽出したエキスに大腸ガンを予防する可能性があることを、患者を対象とした試験で確認した。

 内視鏡検査で、大腸ガンに進む恐れがある腫瘍(しゅよう)があった40歳以上の患者に、抽出物0.75グラムを1日2回飲んでもらった。1年後に、大腸内の腫瘍の数と大きさを内視鏡で調べ、飲む前の状況と比較した。

 2004年から広島大病院の患者の協力で試験し、このほど結果をまとめた。1年間抽出物を飲んだ96人の平均腫瘍数は2.29個から1.87個に減少し、腫瘍の大きさも縮小した。一方、服用しなかった102人の平均腫瘍数は1.52個から2.18個に増加した。

 新たな腫瘍が発生した人の割合は、抽出物を飲まなかったグループが42・2%だったのに対し、服用したグループは11・4%にとどまった。田中教授は「がんの前段階の腫瘍の発生や成長を抑える効果を確認できた。大腸ガン予防に効果が期待できる。大規模な臨床試験でさらに検証したい」と話している。(衣川圭)

ガン細胞の増殖を防ぎ、死滅させる「霊芝胞子」 宋靖鋼 医師
『月刊がん もっといい日』  2003年1月号vol.38より抜粋
 霊芝胞子は、サルノコシカケ科「霊芝」の胞子部分である。霊芝が成熟するころ菌傘に現れる褐色の粉末で、いわば霊芝の種子に当たる。霊芝胞子の収集は大変困難で、1kgの霊芝からわずか1gしか取れない貴重なものである。

 さらに、霊芝胞子は、硬殻で覆われているため、その殻を壊さないと抗ガン作用のある活性成分を十分に利用できない。そのため、これまで臨床的にはあまり応用されてこなかったが、近年、破壁技術が開発され、利用度は一気に高まった。現在、中国では最も人気の高い抗ガン食品のひとつである。

ガンのメカニズム
 次に霊芝胞子の抗ガン作用のメカニズムを紹介する。健康な細胞はテロメアと呼ばれる塩基配列を持っており、細胞分裂が繰り返されるたびに、その配列は短くなり、一定まで短かくなるとその細胞は分裂を止め死滅します。これが一般細胞の寿命です。ガン細胞は、このテロメアを修復させるテロメラーゼという酵素を持ち、この酵素が消耗されたテロメアを絶えず補ってしまう。そのため、ガン細胞は無限に増殖して不死の細胞として増殖を続けます。

霊芝胞子は、このテロメラーゼ活性を破壊することにより、ガン細胞を死滅させ、白血球の減少を食い止め、手術、放射・化学治療による副作用を軽減することができるのです。

天然素材の健康食品
百歳元気新聞 第88号 2002年(平成14年)12月10日より抜粋
 日進月歩で進む医学の力をもってしても、いまだ決定的な治療法が見つからないガン。高齢社会がいよいよ加速する日本において、死因のトップだ。そのガン治療で、最近注目を集めているのが「霊芝胞子」だ。中国においては高額であるにもかかわらず圧倒的な人気を誇っている「霊芝胞子」が、日本でも登場し、話題を集めている。


☆百病を治す霊芝の75倍の威力

 霊芝は古来から、五臓虚損を大補し、陰陽・気血のバランスを調和することから、「百病を治す」「軽身不老、延年神仙」の珍品と重宝されてきた。霊芝胞子はその霊芝の有効成分が凝縮された、いわばエッセンスともいえる部分だ。霊芝が成熟する頃、菌傘に現れる褐色の粉末状の物質が胞子にあたる。新しい生命を育む卵や種子が栄養分の宝庫であることはよく知られているが、霊芝胞子にもまた、霊芝の有効成分がたっぷりとつまっているのだ。霊芝胞子のもたらす腫瘍抑制や免疫増強の効果は、霊芝子実体の75倍もあるとされている。

霊芝医学的研究について
■中国では多くの医学研究機関が霊芝胞子の研究に参加

 霊芝胞子の研究は、動物実験、臨床テスト他の各種テストが中国各地の医科大学や研究所及び外国の研究機関も参加して行われている。

 中山医科大学ガン研究所、上海第二医科大学、北京医科大学ガン研究所、北京種瘤病院、中国人民開放軍伝染病センター、広州空軍病院肝臓病研究所、香港大学、米国ハンレイ大学、英国ロイヤル医学院、スウェーデンカロリンスカ王立医学院、スウェーデン国立医学薬学研究所、タイチュラロンコン大学医学部、タイ赤十字エイズ研究所など。
 また中国国家衛生部(日本の厚生労働省にあたる政府機関)・広東省衛生部(日本の県の衛生課にあたる)も研究応用の推進に力を入れている。


■霊芝胞子物質 濃密な宝庫

 霊芝の胞子に、通常細胞より多くの生理活性物質が含まれていることは近畿大学や京都大学の研究でも明らかになっています。しかし、通常、胞子は二重の卵形の固い殻に包まれており、それを摂取しても消化吸収ができず、胞子を破壁することにより、初めて胞子物質を消化吸収し利用できるようになりました。

有効成分:βグルカンなど多糖類・ポリペプチド・霊芝胞子類脂質・アルカロイド・霊芝胞子トリテルベン化合物などを空中に飛散して子孫を増やす霊芝胞子は微細で軽量なものであり、重量比で霊芝本体の1000分の1から10000万分の1しか含まれていないが、生命力を活性化、強化し、多様な厳しい環境に耐えて子孫を繁殖させる「種子」としての機能を備えるために多様な物質の宝庫になっています。

 研究では、破壁胞子粉末の効果は通常霊芝粉末の75倍とも言われています。これは、単純計算で300mgの破壁胞子粉末は22.5gの霊芝に相当することになります。22gの霊芝粉末はそう簡単には摂取できず、ゆえに破壁胞子粉末の摂取が、従来では不可能だった大量摂取による劇的な効果を実現しているのです。



■動物実験および細胞組織実験

● まず、破壁胞子細胞粉末を摂取しても毒性は皆無であること、成長は正常にされることが動物実験で確認さています。

● 破壁霊芝粉末を摂取させるマウス実験によればリンパ細胞の転化・増殖および脾臓細胞機能・マクロファージ(大食細胞)の異物食機能・胸腺機能などの生体防御、免疫システムが、破壁霊芝粉末を摂取することによって極めて強化されることが解明されています。これらは免疫機能の中心を担っているので、外部から身体内部への細胞や異物の進入やガンの発生、増殖を防ぐ機能が顕著に高まるだけでなく、免疫調整機能も持っています。



■驚異的に高いガン抑制率 破壁霊芝胞子

● マウスに移植した肝臓ガン・肉腫S-180に対して、破壁霊芝胞子粉末が与える抑制効果のテストによれば、2g〜8g/Kg体重/日を摂取させた場合、ガン抑制率は52.2〜86.1%になり、肉腫L−IIでは抑制率は44.9〜82.0%となりました。

80%を超える抑制率が胞子粉末本体によって得られたことは驚異的なことです。茸類に関して通常は特定の純粋な物質(個々のグルカン分子)を抽出、投与あるいは注射したものが高い抑制率を示しています。

● また、マウス腫瘍細胞でテロメテラーゼの働きを抑制しテロメアの短縮を抑え細胞ガンを防ぐように働くことも解明されました。

● また、破壁霊芝胞子粉末が、フリーラジカル・活性酸素などで細胞物質や遺伝子を傷つけられることを防ぐ方向に働き、あるいは損傷の修復に寄与することも確認されました。



■臨床テストが示す好結果
● 76例の各種ガン患者に対するテスト(上海第二医科大学・広州医学院)
病院における通常の対ガン治療(放射治療を含む)に霊芝胞子粉末の摂取を行った(摂取量6〜8g/日)。
症状の顕著な改善が見られた患者は60%を超え、改善では80%を超えた。
ガンの完全消失
ガンの縮小
白血病
2人
肝臓ガン
2人
胆道ガン
1人
肺ガン
2人
膵臓ガン
2人
脳ガン
2人
乳ガン
1人
膵臓ガン
2人



88例の肝炎患者に対するテスト(中国人民解放軍第四五八病院全軍伝染病センター)
B型・C型肝炎・慢性肝炎患者に対して、霊芝胞子粉末を摂取させて行われた血清検査によれば、約3分の1の患者に顕著な回復が見られ、全ての患者に全身症状などの大幅な改善、肝機能の改善が見られた。
このテストにより、霊芝胞子には、肝炎ウイルスを抑制し損傷した肝細胞の再生を促進する働きがあることと、肝臓の機能を高め、肝硬変への進行や肝ガン化を防ぐ働きがあることが確認されている。



■医学的研究や破壁胞子利用者からの報告

● 霊芝には、内分泌系統の機能を高め調節する作用がある。霊芝の糖尿病に対する、血糖値を下げ正常にする働きや効果があることについては、これまで多くの研究報告があるが(日本の木村博士など)、破壁霊芝胞子粉末にも良好な効果があることが、それを摂取している人から報告されている。

● 呼吸器系統では喉・器官や肺の粘膜や表面状態を改善する働きがある。咳止め・痰を少なくする。喘息を改善する。息が上がりやすい、とか喘ぎの多い症状を改善する。(中国では霊芝を利用したこの方面の治療薬が多く販売されている。)

● 神経や精神状態を安定させ、不眠症を改善する働きがある(中国では神経衰弱や不眠症改善薬とされている)。入眠・熟睡・覚醒の状態を良くする。したがって、睡眠の効率が高くなり、短時間の睡眠で身体の疲労が回復する。睡眠時間は実際の時間より長く睡眠を取ったように感じる。これらは多くの破壁霊芝の利用者から報告されている。

● 内分泌系の機能を改善、調節することから、性的な機能も自然な状態で改善される。特殊な刺激によるものではなく、組織や機能が改善された結果であることから、薬などによる不自然なものではなく好ましいものである。霊芝胞子の摂取は安全で且つ極めて効果的な精力増強の方法である。性的な機能が著しく減退・衰退している場合でも効果が期待できることから、この作用はかなり強く、根本から働いていると考えられる。これらの事実は多くの破壁霊芝の利用者から報告されている。

● また、造血作用や、血液の浄化機能が高まることから、血質を改善してさらさらにし血液の流れを良くする。たとえば、血液の浄化、生成の役割をもつ脾臓の活性化が見られることは前期の通りであるが、これは脾臓に限らない。とくに毛細血管の状態が改善されることから、血液循環が良くなり、冷え性が治った人も多い。血管の硬化を防ぎ若返りに働く。血圧を下げて正常にする働きがある。

これはまた、子供の夜尿症の改善にも役に立っている。

● きわめて顕著な胃腸機能の改善が見られる。非常に強力な便秘改善力がある。また、利尿効果が強いことが、多くの破壁霊芝の利用者が報告している。

神経性の下痢や不調、あるいは胃痛や胃潰瘍のストレス性損傷などの改善に顕著な効果がある。また、胃の手術後の後遺症を顕著に改善する効果も報告されている。消化器系統の代謝を良くし不自然な肥満を除去する効果も報告されている。

● ニキビの改善に強い効果がある。肌荒れを改善し、全身の肌をつややかで滑らかにする働きが非常に強い。これらの効果は非常に多くの霊芝胞子ならびに破壁胞子粉末カプセルの利用者から報告されている。

● その他、花粉症・鼻炎に効果があることが霊芝胞子の利用者から報告されている。免疫不全症候群であるエイズなどにも症状の改善に効果があることが報告されている。霊芝には免疫調節作用があることが研究、報告されていることから、応用の可能性は広い。

● 【短期間睡眠】ハードスケジュールで仕事をする場合、睡眠の効率を上げ疲労を回復させ精神的にも充実することが求められる。このような場合、霊芝胞子が大変に有効であることが報告されている。

◎ 内分泌系に作用してその機能を高め、調節する。
◎ 免疫系に作用して病気に対する抵抗力や回復機能を高め、調節する。
◎ 神経系に作用してその活動を円滑にする。
◎ 一般的には細胞活性を高める。



■【研究動向】

昨年9月にインドネシアで行われた「霊芝胞子に関するシンポジウム」では、中国・中山大学のリュー・シン博士らのグループが行った霊芝胞子エキスを76名のガン患者に投与した試験結果が報告された。対象となったのは、肺ガン、肝臓ガン、白血病など。患者はいずれも疲労、食欲不振、痛みなどの症状を訴えていたが、60%以上の改善効果が得られた。また、数例では腫瘍の大きさの縮小が、さらに4名の患者ではガンが消失した。

霊芝胞子の制癌データ

1.中国での実験・臨床

 やはり、最も古くから霊芝の素晴らしい効果を評価し、またそれを珍重して研究して来た中国に於いての研究、特にアカデミックな機関や医療機関などでの組織的な研究が最も多い。

 数々の実験を重ねた結果、霊芝胞子の有効成分がガン細胞に浸透し、テロメラーゼとの結合によって、テロメラーゼ分子を長く変形させ活性を破壊することが発見されました。
体外培養癌細胞の実験では、高濃度霊芝胞子のテロメラーゼ破壊率は100%に達しています。
 国立病院や専門病院などでの大量の臨床データでも、霊芝胞子製剤の有効性を証明しています。

◎ 1997年、中国科学院上海薬物研究所が公表した実験結果は、霊芝胞子製剤のガン細胞成長に対する抑制率は以下の様になった。                              

ガンの種類
抑制率
肝臓ガン
93.6%
腸ガン
95.3%
卵巣ガン
97.4%
胃ガン
98.4%
肺ガン
100%
白血病
100%


◎ 96年〜97年、1年かけて上海緑谷生物研究所が552名の霊芝胞子製剤使用者を追跡調査した結果、
91名(約16%)の患者が奇跡的に治り、腫瘍が完全に無くなった。
298名(約54%)の患者が病状が緩和され、腫瘍が明らかに縮小した。
多数の患者が3〜5日の服用で効果が実感できた。自覚症状が改善され、体力がもどった。

◎ 1998年、中国食用菌協会が発表した結果(588名のガン患者に霊芝胞子製剤を使用した臨床結果)

 1. 手術、放射線・化学治療による毒副作用の軽減、厭食・不眠・倦怠・無力感・うつ症状などが顕著に
   改善され、有効率は95%以上。
   患者のQOL改善に大いに役立った。
 2. ガンによる局所の症状(痛み、潰瘍、出血、つかえ、胸水、腹水など)への有効率は70%以上。
 3. 白血球の減少を食い止める効果が著しく、有効率は90%以上。
   放射線治療を受ける前にも飲むと回復がより早い。
 4. 単品治療の場合、有効率は49%、化学療法と併用の場合は75%に達した。
 5. 手術治療と併用の場合、有効率は90%以上。


放射線治療や化学療法時の副作用の緩和に大きな効果

 霊芝胞子を使用した中国における臨床事例のひとつとして、左肺ガンと診断された女性(52歳・天津出身)の記録があります。

 「左肺中葉低分化扁平上皮ガン」と診断され、末期症状であったため、手術をあきらめ化学療法を行ったところ、副作用がひどかった。しかし、友人から霊芝胞子をもらい3日間服用したところ、副作用が緩和し食欲が出て、5日目には嘔吐が消え、毛髪も抜けなくなった。さらに、注目すべき点は、1ヶ月後に腫瘤が当初の4.2cm×5.9cmから0.7cm×1.2cmまで縮小したことだ。

 このほかにも、放射線治療や化学療法時の副作用を大きく緩和するばかりでなく、術後の免疫力を強化し再発、転移を防止する効果があることも証明されているという。



中期、末期ガンの補助治療に抜群の効果!!

 腫瘍抑制、免疫増強として高い効果を発揮する霊芝胞子は、特にガンの補助治療に適しています。

 まず、免疫力を高めることで、患者の症状改善、体力回復を助け、ガンの増殖・拡散を抑制します。また、ガンによる痛み・潰瘍・出血・胸水・腹水など局部の症状を和らげ、手術や放射治療との組み合わせで、より高い効果を得ることが実証されています。

 さらに白血球の減少を食い止めるため、放射線治療前の効果も高く、手術や放射治療後に現れる厭食・不眠・倦怠・うつ状態といった副作用を軽減します。つまり霊芝胞子は、手術、抗ガン剤、放射線といった西洋医学によるガン治療を強力にサポートする補助治療に最適なのです。


ガン細胞の増殖を断つ! 抗ガン作用にも注目
 さらに、霊芝胞子の最大の特徴は、ガン細胞そのものに働きかけて、その増殖を抑制する力をもつことです。ガン細胞が増殖するのはテロメラーゼという酵素を持つためですが、霊芝胞子はこの活性を破壊する力を持つことが確認されています。



2.アメリカの大学での薬理研究・実験

 アメリカのピツバーグ大学で霊芝胞子製剤の薬理について実験し論証した結果、2000年4月に以下の結果を公表しました。
 霊芝胞子製剤は人体内のCAD酵素とCaspaseを活性化させ、賦活後のそれらの酵素は、ハサミのようにガン細胞の
DNA物質を切断し、成長力を失わせます。よってガン細胞が死滅する」と報告されています。

 その後、シカゴ大学でも沢山の動物実験をし、全く同じ結果を発表しました。
 これらの結果は「ニューヨーク時報」、「ワシントン郵報」などでも相次いで報道され、アメリカでも大きく注目を浴びております。

 つまり霊芝胞子は補完という働きだけでなく、ガン細胞に直接働きかけてそれを死滅させる働きを持つのです。