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サンデー毎日(2004年6月20日号)
『免疫ミルク』驚異の秘密という記事が掲載されました。 |
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免疫ミルクは、基礎的研究からも、臨床的にも免疫機能を整えることが実証されつつある。 日和見感染(高齢者やガン治療中の患者、手術後の患者などが抵抗力の低下により、普段なら何でもない細菌やウィルスに感染し、肺炎や腸炎にかかること)を防ぐ方法として、腸内の善玉菌を増やす物質が、免疫力の強化に大変に有効で、飲むだけで免疫力が上昇する免疫ミルクでは簡単にこの効果が得られる。また免疫ミルクを服用していた人が進行ガンにかかったが、抗ガン剤治療を受けても副作用が殆どなく、簡単な手術で取れるまでにガン病巣が縮小したとの報告もある。
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またリューマチの痛みを軽減し、症状が改善するし、アトピー性皮膚炎、喘息の治療にも有効という報告も相次いでいる。東札幌病院での症例では、全身倦怠感、便秘、嘔吐などの症状が改善されている。 |
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Medical Nutrition (2003年11月11日)付
腸管免疫を活性化する免疫ミルク |
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ガンの死因で最も多いのは、免疫力が低下して起こる日和見感染。その防止には、日頃から生態防御機能を高めることが大切。そのためには腸管から病原菌の侵入を阻止する腸管免疫を活性化させる必要がある。腸内環境を改善し、腸管免疫を活性化させる機能性食品の一つに、母子免疫理論を応用した免疫ミルクがある。近年はがん治療の現場でも臨床に応用する動きが広がっている。
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ガンの術後の疼痛緩和、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎の治療などに免疫ミルクを臨床応用する病医院は増加している。免疫ミルクを試飲試験を行っている症例は1,000を超える。
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東札幌病院と訪問看護ステーション東札幌が行った臨床調査によれば、ガン患者16人に免疫ミルク錠を試食させ、1ヵ月後、2ヵ月後の改善状況を検討したところ、14例中8例が「改善」との結果を得たという。試食1ヶ月後に行った血液検査でも、赤血球数、ヘモグロビンなどの各値が増加するなど、免疫ミルクの摂取で腸内環境が改善されることが確認された。
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臨床症状では、腹部膨満感と疼痛で37.6%、めまいと全身倦怠感で31.3%、便秘で26.7%、悪心・嘔吐で25.1%、発汗・発熱、食欲不振で25.0%の改善を認めた。 |
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Medical Nutrition (1998年11月26日)の研究報告記事
アトピー性皮膚炎治療に免疫ミルク好影響
ステロイド減量可能例も |
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26種類の抗体と生理活性物質を含有
免疫ミルクは26種類の細菌(下表)に対する抗体を有し、最近では,高齢者やガン患者の生体防御能の増進に,あるいは慢性関節リウマチなど免疫系が関わる疾患へと応用の範囲を拡大させつつある。そして,もう 1 つ見落とせないのは,アトピー性皮膚炎に及ぼす効果だろう。 |
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使用した細菌抗原 |
日本語名 |
症状・病気など |
1 Staphylococcus aureus |
黄色葡萄球菌 |
化膿性炎症、食中毒、肺炎 |
2 Staphylococcus epidermidis |
表皮葡萄球菌 |
化膿性炎症、院内感染 |
3 Streptococcus pyogenes Type1 |
化膿連鎖球菌 |
化膿性炎症(咽頭炎、扁桃炎)
気管支性肺炎、腎炎などの合併症
最も多数例に発券される |
4 Streptococcus pyogenes Type3 |
5 Streptococcus pyogenes Type5 |
6 Streptococcus pyogenes Type8 |
7 Streptococcus pyogenes Type12 |
8 Streptococcus pyogenes Type14 |
9 Streptococcus pyogenes Type18 |
10 Streptococcus pyogenes Type22 |
11 A.aeterogenes |
アエロゲネス菌 |
尿道カテーテル、輸液からの感染 |
12 Escherichia coli |
大腸菌 |
尿路感染、食中毒 |
13 Salmonella enteritidis |
サルモネラ菌 |
食中毒 |
14 P.aeruginosa |
緑濃菌 |
腸瘍、膠原病などの感染 |
15 Klebsiella pneumoniae |
肺炎桿菌 |
肺炎、尿路感染 |
16 Salmonella typimurium |
腸桿菌 |
胃腸炎(ペットからの感染) |
17 Haemophilus influenzae |
インフルエンザ菌 |
気管支炎、骨髄炎、中耳炎 |
18 Streptococcus mitis |
緑色連鎖球菌 |
肺炎、心内膜炎 |
19 P.vulgaris |
尋常変形菌 |
尿路感染、中耳炎 |
20 S. dysenteriae |
赤痢菌 |
赤痢 |
21 Propionibacterium acnes |
プロピオン酸菌 |
にきび |
22 S. sanguis |
ざ瘡菌1型 |
心内膜炎、虫歯 |
23 S. salivarius |
ざ瘡菌2型 |
口腔、鼻腔での少病原性 |
24 Streptococcus mutans |
ミュータンス菌 |
虫歯 |
25 Streptococcus agalactiae |
連鎖球菌 |
乳腺炎、泌尿・尿路感染 |
26 Streptococcus pneumoniae |
肺炎連鎖球菌 |
肺炎、骨髄炎 |
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従来薬で改善のみられないケースに免疫ミルクを処方 |
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小児科医、西岡医院(高松市)副院長の西岡敦子氏は,1998年 5 月以降,小児9 例(2〜8 歳)と成人 1 例(23歳)のアトピー性皮膚炎の治療に免疫ミルクを導入している。 |
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有効以上が全体の9割を占める |
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治療成績は3 か月後の時点で有効(皮疹や紅斑の改善など)が 7 例,やや有効(掻痒感の消失)が 2 例,不変 1 例とのデータが得られた。また,全体の 3〜4 割が合併していた喘息の症状も,アトピー性皮膚炎同様,改善傾向を示した。さらに,成人の患者(23歳の女性)でも背部を中心とした全身の皮疹と夜も眠れぬほどの掻痒感が消え,体調も良好になるなど,QOLの大幅な向上がもたらされている。
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他方,日本人には乳糖分解酵素が先天的に欠乏気味で,乳製品を口にするつど下痢や腹痛に悩まされる例が意外に多い。いわゆる乳糖不耐症だが,10例の中に下痢を訴えたケースはなかった。 |
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慢性のアレルギー疾患に高い有効率を示す |
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センプククリニック(大阪市)院長の千福貞博氏はアトピー性皮膚炎 3 例,慢性蕁麻疹 3 例,気管支喘息 3 例,掌蹠膿疱症 1 例の計10例(20歳代 1 例,30歳代4 例,40歳代 3 例,60歳代 2 例。男女比 6: 4)に免疫ミルクを処方し,やや有効および有効が 6 例の成績を収めた。
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